2026.01.25

水泳・競泳

【水泳】試合当日の過ごし方ガイド|ベストを更新する食事・アップ・ケアの正解

「練習では速いのに、本番でベストが出ない…」

「試合になると体が重く、後半にバテてしまう」

「レース後の疲れがひどく、2種目目まで体がもたない」

そんな悩みを持つジュニアアスリートや、サポートする保護者の方は多いはず。

実は、競泳のパフォーマンスは「試合当日のルーティン」で8割決まると言っても過言ではありません。

この記事では、元日本代表帯同スタッフも実践する「科学的なコンディショニング」を徹底解説。

起床からレース直後まで、何を・いつ・どうすべきか、具体的な正解をお伝えします。

1. 【時系列】試合当日の理想的なスケジュール

試合のパフォーマンスを最大化するには、レース時刻から逆算したスケジューリングが必須です。

起床〜会場到着

  • 起床(レース2〜3時間前): 脳と体を目覚めさせるために、余裕を持って起床します。「起きてすぐレース」では、神経系が反応せずベストは望めません。
  • 朝食(レース2〜3時間前): 食べたものをエネルギー(ガソリン)に変えるための時間を確保します。

会場到着〜レース直前

  • 陸上アップ(2次アップ含む): 水中に入る前に、体温を上げ、関節の可動域を広げます。
  • 水中アップ: プールの感覚(水の重さや壁の蹴り心地)を確認します。
  • 招集所: 集中力を高め、交感神経を優位に(戦闘モードに)切り替えます。

2. 【栄養・食事】エネルギー不足を防ぐ補給術

人間は「ガソリン(エネルギー)」がないと走れません。

水泳は消費カロリーが激しいため、補給のタイミングが勝敗を分けます。

レース当日の朝食

「糖質中心・低脂質」が鉄則です。

  • おすすめ: おにぎり、うどん、バナナ、カステラ
  • NG: カツ丼、唐揚げ、ラーメン(脂質が多く消化に時間がかかるため)

レース合間の「補食」

1日に何本も泳ぐ場合、一度にたくさん食べるのは禁物です。

  • レース2時間前: おにぎり、パンなどの固形物
  • レース1時間前: ゼリー飲料、バナナ
  • レース直前: スポーツドリンク、経口補水液(水分補給メイン)

3. 【コンディショニング】最高出力を出すウォーミングアップ

アップの目的は、単に体を温めることだけではありません。

なぜアップが必要か?

  1. 筋温を上げる: 筋肉や関節がスムーズに動くようになる。
  2. 可動域を広げる: ストロークが大きくなり、一掻きの進みが変わる。
  3. 酸素運搬をスムーズに: 血液が筋肉へ酸素を運びやすくし、バテにくくする。

陸上アップの正しい順番

  1. 軽運動: ラジオ体操や軽いジョギングで心拍数を少し上げる。
  2. 静的ストレッチ(スタティック): じわーっと20秒ほど伸ばし、安全に筋肉をほぐす。
  3. 動的ストレッチ(ダイナミック): 肩を回したり、足を振ったりして「これから動くぞ」と神経に刺激を入れる。

※注意点: 静的ストレッチだけで終わると、筋肉が緩みすぎて力が出にくくなります。必ず最後に動きをつけて締めましょう。

4. 【レース後ケア】翌日に疲れを残さないリカバリー

複数学種目を泳ぐ、あるいは連戦の場合、「いかに早く疲労物質を取り除くか」が鍵です。

3つのリカバリー手順

  1. クールダウン(ダウン): 「楽だな」と感じる強度で400m程度ゆっくり泳ぎます。血液を循環させ、疲労物質の除去を早めます。
  2. 筋膜リリース&ストレッチ: フォームローラーなどで筋肉の「膜」の突っ張りをとり、可動域を回復させます。
  3. 交代浴: お風呂で「温かい(2分)」と「冷たいシャワー(30秒〜1分)」を交互に繰り返します。血管がポンプのように動き、血流が劇的に良くなります。

【最重要】

最後は「睡眠」 どんなケアよりも、早く寝ることが最大の疲労回復です。

遠征先でも夜更かしは禁物です。

5. 本番で力を発揮するために:PRO-motionからの提案

ここまで紹介した「当日の調整」は非常に重要ですが、実はそれ以上に大切なことがあります。

それは、「日頃の体の土台」です。

  • 猫背で肩甲骨が動かない
  • 体幹が弱く、レース後半にフォームが崩れる
  • 関節が硬く、ダイナミックな動きができない

こうした課題は、当日のアップだけでは解決できません。

PRO-motionでは、解剖学に基づいたアプローチで、ジュニアアスリートの「勝ちにいける体」をサポートします。

姿勢を整え、可動域を根本から広げることで、今回お伝えした「当日のルーティン」の効果も何倍にも跳ね上がります。

「今の練習を、もっと結果に結びつけたい」

そんな選手や保護者の皆様、ぜひ一度私たちのレッスンを体験してみてください。

あなたの努力を、最高の結果へと繋げるパートナーとして伴走します。

次は、あなたの「弱点」に合わせたパーソナルな調整メニューを作ってみませんか?

具体的なストレッチ方法や、お子様の姿勢チェックについて詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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今回の水分補給とあわせて、ジュニアスイマーのパフォーマンスアップに役立つ「食事」「技術」「体作り」の記事をまとめました。今のあなたに必要なテーマをチェックしてみてください!

1. 「食事・栄養」で勝てる体を作る!

2. 「技術・タイムアップ」の秘訣を知る!

3. 「ケガ予防・コンディショニング」で土台を整える!

4. 「モチベーション・心構え」を学ぶ!

執筆

牧野 将大

チーフコンディショニングトレーナー / 柔道整復師 / 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)

ビーチバレー選手、Jr日本代表新体操選手、Fリーガー、野球選手など、競技レベルを問わずアスリートへの施術・トレーニング指導を行う。
ACミランアカデミー愛知にてサッカー指導にも携わる。
痛みの原因を動作から見極め、再発防止とパフォーマンス向上を両立させるコンディショニングを得意とする。

体験プログラムのトレーニング風景 体験プログラムのトレーニング風景 体験プログラムのトレーニング風景

Trial Program

コンディショニングが
気になる方の「はじめの一歩」

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