| 施設名 |
資格 |
主な目的 |
できること |
向いている人 |
注意点 |
| あん摩マッサージ指圧 |
国家資格 |
治療+ケア |
筋緊張の改善、血流促進 |
医療寄りのマッサージを受けたい |
対応範囲は筋・神経が中心 |
| もみほぐし |
不要(民間) |
リラクゼーション |
疲労回復、気分転換 |
とにかく楽になりたい |
治療・原因改善は目的外 |
| カイロプラクティック |
国家資格ではない |
姿勢調整 |
背骨・骨盤の調整 |
姿勢由来の不調 |
技術・安全性に差が大きい |
| 整形外科 |
医師免許 |
診断・治療 |
検査、投薬、注射、手術、リハ |
強い痛み・しびれ・不安がある |
待ち時間・運動指導が少ないことも |
| 整骨院(接骨院) |
柔道整復師 |
外傷治療 |
捻挫・打撲などの施術 |
ケガの直後 |
保険は条件付き |
| 整体院 |
不要〜民間 |
慢性不調対応 |
姿勢・動きの調整 |
原因が曖昧な不調 |
技術差が大きい |
迷ったときの選び方:3ステップで決める(チェックリスト)
「違いは分かったけど、結局自分はどこに行けばいい?」
ここが一番悩まれるポイントです。
そんなときは、感覚や口コミではなく、
“順番”で判断すると失敗しにくくなります。
Step1:まず“赤信号”があるなら整形外科へ
次のような症状がある場合は、
整体や整骨院を考える前に 整形外科(医療機関)を優先してください。
-
夜も眠れないほど強い痛みがある
-
明らかな腫れ・熱感・変形がある
-
しびれがどんどん強くなっている
-
力が入らない、感覚が鈍い
-
発熱を伴う痛み
-
特に理由がないのに急激に体重が減っている
これらは、
画像検査や医学的判断が必要なサインです。
「とりあえず整体で様子見」は、
かえって回復を遅らせることもあります。
Step2:ケガ(外傷)なら整骨院or整形外科、慢性なら整体も候補
次に考えるのは、痛みの性質です。
「いつから?」「きっかけは?」と聞かれて、
はっきり答えられない場合は、慢性側に分類されることが多いです。
Step3:院選びのチェック項目
施設の種類が決まっても、
“どこに行くか”で結果は大きく変わります。
最低限、次のポイントはチェックしてみてください。
① 検査・評価があるか
-
触る前に話を聞いてくれる
-
姿勢や動きを実際に見てくれる
② ゴール設定があるか
③ 説明がわかりやすいか
④ セルフケアや生活指導があるか
-
家で何をすればいいか教えてくれる
-
日常動作の注意点がある
⑤「通わせる仕組み」になっていないか
-
初回から過度に回数券を勧めてこない
-
不安を煽る説明が多くない
「また戻る…」を繰り返す人へ:整体/整骨院の“その先”にコンディショニングという選択肢
整体や整骨院に通って、
その場では楽になる。でも、しばらくするとまた同じ痛みが出る。
実はこれ、とてもよくある相談です。
そして多くの場合、原因は「施術が悪い」ことではありません。
なぜ戻る?原因は「ほぐす」より“使い方”にあることが多い
戻りやすい人に共通するのは、次の3つです。
-
支える筋力の不足
→ 必要な筋肉が働かず、同じ場所に負担が集中する
-
動きのクセ(荷重の偏り)
→ 無意識の立ち方・歩き方・体の使い方が変わっていない
-
脳が新しい動きを学習できていない(未学習)
→ ほぐしても、身体が“元の使い方”にすぐ戻ってしまう
つまり、
「硬いところをほぐす」だけでは足りない状態です。
痛みは結果であって、
本当の原因は「どう使っているか」に残ったまま、というケースが少なくありません。
コンディショニングの考え方:評価 → 整える → 鍛える
そこで必要になるのが、コンディショニングという考え方です。
単なる施術でも、単なる筋トレでもありません。
基本の流れは、この3段階です。
① 評価
こうした動作から、
どこに負担が集中しているか/なぜそこに痛みが出るのかを特定します。
② 整える
-
硬くなって動かないところを緩める
-
本来動くべき関節・筋を動かす
※ここは「たくさんやる」より、必要最小限が重要です。
③ 鍛える
-
支えるべき筋肉を正しく使う
-
正しい動きを反復し、身体に覚えさせる
この段階で初めて、
“戻らない身体の使い方”が定着していきます。

「痛みを取る」だけじゃなく、“痛みが出ない動き”まで持っていく
多くの場所では、ゴールが
「今ある痛みを取ること」で終わっています。
コンディショニングのゴールは、そこではありません。
-
痛みが出にくい立ち方
-
再発しにくい歩き方
-
無意識でも負担が偏らない動き
ここまで含めて初めて“改善”です。
重要なのは、
施術が強いか弱いか、即効性があるかどうかではなく、
どこをゴールに設計しているか。
PRO-motionでは、
「医療と運動のあいだ」に立ち、
この両方をつなぐ形で、
整える × 鍛える = コンディショニング
という考え方を大切にしています。
まとめ|整体・整骨院・マッサージの違いを知ると、選び方はシンプルになる
整体・整骨院(接骨院)・マッサージは、
どれが良い/悪いではなく「役割が違う」だけです。
選び方を整理すると、次のようになります。
-
捻挫・打撲・肉離れなど、原因がはっきりしたケガ
→ 整形外科、または条件が合えば 整骨院(接骨院)
-
肩こり・腰痛・だるさなど、慢性的で原因が曖昧な不調
→ 整体院 や マッサージ が候補
-
とにかく楽になりたい・疲れを抜きたい
→ もみほぐし・リラクゼーション系
そしてもう一つ、大切な視点があります。
それは、
「その場では良くなるのに、また戻る」状態を繰り返していないかという点です。
この場合、問題は
施術の強さや相性ではなく、
身体の使い方・動き方が変わっていないことにあるケースが少なくありません。
そこで選択肢になるのが、
評価 → 整える → 鍛える までを一つの流れで考える
コンディショニングという考え方です。
-
痛みの“原因”を評価し
-
必要な部分だけ整え
-
再発しない動きを身体に覚えさせる
これにより、
「痛みを取る」だけで終わらず、
“痛みが出ない状態”をゴールにすることができます。
どこに通うか以上に、
どこまで良くなりたいのかを決めること。
この記事が、
あなたにとって納得できる選択をするための
一つの判断材料になれば幸いです。